現状として多くの人が、
理想と現実の狭間で苦しんでいると思います。

理想ばかりを追い求めていても、
目の前の現実が変わらなければ、やっぱり苦しいし、疲れてしまう。
モチベーションなんてすぐに底を尽きてしまう。

だからと言って、目の前の現実ばかりに目を向けていても、
現実は現実のまま何も変わらない。

理想と現実の狭間には苦しみが付きものです。

もう、これは何にしてもそう。
言い方を変えると、人生においての苦しみは、
理想と現実の狭間にしかないといっても言い過ぎではないと思います。

人はどうしても理想を追い求めてしまう生き物です。
だからこそ、常に苦しみはなくならないんでしょうね。

と言うことは、この理想と現実のギャップ（摩擦）をどうにかして埋めることが、
今の苦しみを打破して次のステージへとステップアップしていくための、
重要なテーマだと結論付ける事ができます。

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実は先日、とある企業の社長の方とお話しをする機会がありました。
誰もが知っているような、有名な企業の方です。

普段は滅多にこのような機会はないのですが、
せっかくこのようなチャンスをいただくことができたので、
ここぞとばかりにいくつか質問をさせていただいたんですね。

その中の一つが「自分の思い描く、理想の自分になるための方法」です。

その方の知る限り、世の中で成功している人、結果を残している人の多くが、
この方法を用いることによって自分の理想を叶えているのだと仰っていました。

なので今日の話はきっと、あなたにも大いに役立つ話になると思っています。

理想の自分になる方法。

それは、

自分の理想を思い描き、そして「もうすでにその理想の状態なんだ」
というつもりで日々を生きていく。

ということです。

あなたなりの「理想の自分像」があると思います。
まず、それを具体的に思い描き、そして
もう既に自分はその状態なんだ、というつもりで日々、言動を意識する、と。

で、ここで注意しておきたいのは、ただ思い込んでいるとか、
頭で考えているとかではなく、

もう既にその理想であるかのように行動しているというところが、
最も重要なポイントになります。

もちろん、実際には理想とする自分ではないので、
そのように振る舞っている以上、多少無理せざるを得ない部分というか、
淘汰圧みたいなものはあります。

例えると、「背伸び」をしているような感覚なので、
正直キツいと思う時もありますが、でも段々とその
感覚に変化が起こってくる事は間違いありません。

あくまで理想の自分を演じていただけのはずなのに、
いつの間にかそれが理想ではなく当たり前になっている。

そういった変化が起こり出すんですね。
これがすごく重要。

背伸びしていた分の背丈が、いつの間にか本当の自分の背丈になっている。
そんな感じの変化です。

仕事をしている時の自分、友達や恋人と付き合ってる時の自分、
家庭での自分、etc…

「理想の自分として日々振る舞う」と言ったのですが、
現実の自分とかけ離れていてもダメだということです。

「背伸びしている状態」とも言いましたが、せめて背伸びくらいで留めて
おかないと現実的ではなくなってしまうわけです。

背伸び以上の理想を演じようとすると、
圧し掛かる無理が臨界点を超えてしまって・・・

そうなると自分自身が痛い目に遭うし、周りから見ると
ちょっと滑稽に見えたりするので、これはお勧めできないです。

もちろん、背伸びしてる分だけ穴埋めには苦労します。
でも、それを乗り越えていく毎に成長があるので、
いつの間にか背伸び分の背丈が等身大になってしまっているんですね。

そんな風に振る舞っていると、次第にセルフイメージが上がってきて、
生活のあらゆる面に影響が及んできます。

もちろん、常に背伸びし続けているわけですから、
苦労や苦悩は絶えません。

でも、それはほんの些細な事であって、
その先に待っている満足感や充足感を味わってしまったら、
むしろその苦労が快感にすら感じられるようになってきます。

最短距離で理想の自分になるためには、
自分の理想を思い描き、そして「もうすでにその理想の状態なんだ」
というつもりで日々を生きていく。

あなたもぜひ、実践してみてください。
見える世界が変わりますよ、本当に。

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