ある金融機関での話です。
何度も行くうちに、私は気が付きました。
そこの窓口職員の男性が「ありがとうございました」と言わないのです。
いつも「してやっている」という態度でした。
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後日、「また嫌な気持ちになるな」と思いながら順番を待っていた時のこと。
私の前にいた年配の女性が、その窓口職員に向かって、
「ありがとう」と言われたのです。
すると窓口職員も「ありがとうございました」と笑顔で言うのです。
そのときに気が付きました。
そうか、「ありがとう」は自分から言えばいいのだと。
とても簡単なことです。
私の番になって、早速「ありがとうございました」と言いました。
すると「ありがとうございました」と返ってきて、
私は久しぶりに気持ちよく、その金融機関を出ることができたのです。
私達は、一日にどのくらい「ありがとう」を言っているでしょうか。
当たり前のように思っていると、「ありがとう」という言葉は出てきません。
当たり前の状態を、「空気や水のようなもの」ということがありますが、
その空気や水がなくなったら大変な事ですよね。
当たり前の事にも「ありがとう」という感謝の気持ちを持つと、
当たり前でない事には、更に深い「ありがとう」という気持ちが沸いてきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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