時々は自分の「心のアクセルとブレーキ」が故障していないか点検してみましょう。
点検方法は具体的な場面を想定して行います。
例えばこんな場面です。
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とある銀行の夜間金庫に、現金を預けにいった人がいました。
現金を入れようとした時、投入口にすぐ前に入れた人のカバンが挟まっていたのです。
そのカバンは、手で簡単に取り出せてしまいました。
さぁ、ここで考えられる選択肢は3つです。
➀ カバンを警察に届けるか
➁ 見なかったことにするか
➂ 盗んでしまうか
ここでどんな行動をとるかによって、
自分の心のアクセルとブレーキが正常に作動するかが分かります。
あなたならばきっと、
迷うことなく「警察に届ける」という選択する事でしょう。
しかし、残念ながらその人は、
正しい事をするというアクセル、不正をしないというブレーキが壊れていました。
その時は夜だし、誰も見ていないからと、そのカバンを持ち去ってしまったのです。
その人は、
「前に投入した人がきちんとカバンを入れていれば、自分が犯罪者になる事はなかったのに」
と悔やんだそうです。
確かにそうかも知れません。
タイミングが悪かったとも言えます。
でも、
自分の心のアクセルとブレーキさえ壊れていなければ、
犯罪者ではなく、善意の人になれたのです。
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