沈黙が起こる事に対して、苦手意識を持っている人は多いかと思います。
相手との関係が親しい間柄ならば、沈黙もさほど気にならないかもしれません。
ですが、相手が初対面の場合や、まだそこまで親しい関係ではないという場合、
この沈黙の時間というのは、なかなか気まずいものがありますよね。
そこで今日は、
「沈黙に対して苦手意識をなくすための心構えと対処法」
について、お話ししていきたいと思います。
沈黙に対して苦手意識を持っているという人は必見ですよ。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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では早速ですが、まず初めにあなたに覚えておいてほしい事があります。
それは、
「沈黙は会話をする上で必ず必要なもの」
という事です。
多くの人は沈黙が起こった際、
■「うわ~気まずい」
■「何かしゃべらなきゃ」
■「つまらない人だと思われるんじゃ」
などと考えてしまうと思うのですが、
でも、ここで焦って適当に思いついた事を言ってしまうのは良くありません。
なぜなら、
「相手の話すキッカケを奪ってしまう」
可能性が出てきてしまうからなんですね。
というのも、親しい間柄の場合はそもそも、
「沈黙が気まずい」という感情にすらならない場合が多いと思いますが、
相手がまだそこまで親しい間柄ではないという場合、
話したい事をすぐに言葉にできない人や、
考えるのに時間が掛かかってしまうという人は意外と多いんですね。
ここで知ってもらいたいのは、
沈黙はお互いに話したくないから起こるのではなく、
話題がなかなか思いつかない、すぐに言葉にできないから起こる。
という場合がほとんどだという事です。
また、あなたが沈黙に対して気まずいと感じたならば、
間違いなく相手も同じ思いでいるはずです。
そこで、先程のように、
■「うわ~気まずい」
■「何かしゃべらなきゃ」
■「つまらない人と思われるんじゃ」
などという焦った態度は、相手に敏感に伝わってしまうんですね。
こうなると、その場の気まずい空気を挽回するということはとても難しくなってしまいます。
なのでまずは、
沈黙が起こっても自分は焦った態度を出さないようにする事。
そして、もし相手が気まずそうな態度をしている場合は、
「どうして焦ってるの?」
くらいの気持ちで、常に平常心で余裕のある態度でいてあげてください。
という事で、次はいよいよ、
沈黙が起こった時の具体的な対処法について紹介していきたいと思います。
「沈黙は、会話をする上で必ず必要なもの」
この心構えを忘れずに、読み進めていってください。
「沈黙に対する心構え」では、
■ 沈黙は会話をする上で、必ず必要な事
■ 沈黙が起こっても決して焦らず、常に平常心でいる事が大切
といった話をしました。
でも…。
やっぱり沈黙って気まずいですよね(笑)
沈黙は必要な事だと分っていても、
やっぱり沈黙が起こることは誰だって怖いし、
苦手意識はいつまで経ってもなくならないと思います。
なのでこれから、沈黙が起こった際のあの気まずい空気を打ち破るための方法を、
いくつか紹介していきますね。
必ず盛り上がる鉄板の話題のようなものを持っていれば、
それを生かしてもらうのが一番確実ですが、
そういったものを持っていないという場合は、ぜひ参考にしてみてください。
それで突然なんですが、
あなたは、「モヤモヤさまぁ~ず2」という番組を見た事はあるでしょうか?
お笑い芸人のさまぁ~ずと女性アナウンサーの3人で、
町をぶらぶらと歩きながら、色んな人と出会っていく。
といった内容の番組なのですが、
その番組の昼食を摂るシーンの中で、
3人がわざと無言になるという場面がほぼ毎回のようにあるんですね。
テレビなのに誰もしゃべりません。
テレビなのに30秒程、シーンとしている場面が続く訳です。
そこですかさず、さまぁ~ずの三村さんが、
絶妙なタイミングで、
「しゃべれよっ!」
とツッコミを入れて笑いが起きます。
モヤモヤさまぁ~ずの、このシーンのファンだという人も多く、
本当にこの番組は沈黙の活かし方が上手いと思います。
私もこのシーンが好きで、毎回この番組をみているのですが、
これを私たちの日常にも取り入れていくことで、
簡単に沈黙を切り抜ける事が可能になるんですね。
「その場の空気にツッコむ。」
例えば数人で話しているときに沈黙が起こった。
「うわっ、誰もしゃべんない…、気まずい。」
と誰もが思っているような空気の中で、
「しゃべれよ!」
「えっ!?何この空気?笑」
「しーん...。」
などとツッコめば、そこで笑いが起きてまた円滑に会話が始まるんです。
ちょっと文章で伝えるのは難しいと感じましたが、
沈黙の際に話題が全く思いつかないという場合、この方法を試してみてください。
沈黙を笑いに変える方法の1つです。
またそれとは別に、
アイテムを使うという手もあります。
話題が思いつかない時はアイテムを使う。
例えば、面白い心理テストやなぞなぞの本なんかを常に持っていれば、
いざという時とても役立ちますし、
こういったものは世代を問わず皆で盛り上がれますよね。
本でなくても、今ならスマートフォンなどで探すこともできますし、
面白いと思ったものは常に頭の中に入れておくと、いざというとき便利かと思います。
また、沈黙の際にやりがちな「しりとり」も、
普通にやっていてもなかなか盛り上がりませんが、
テーマを設けたり、文字数を制限したり、リズムに乗せてやってみたり、
罰ゲームを設定すれば、劇的に面白くする事ができます。
あとは、面白い動画などを探しておくのもいいかも知れないですね。
割と有名なので、知っている方も多いかもしれませんが、
■「日本語にしか聞こえない外国のサッカー中継」や、
■「明日はピアノの発表会だけどBEAT IT!!」(マイケルジャクソンのアフレコ動画)
なんかは、誰が見ても笑えるものなので、一つ覚えておいて損はないと思いますよ。
興味がある方は、Youtubeなどで見てみてください。
また個人的に、意外と使えるものとしては「年代物の価値のあるお金の話」ですね。
「昭和32年の50円玉って1万円くらいの価値があるらしいよ。」
みたいな話題を振ると、大抵相手もサイフはもってるんで、
ほとんどの人は興味をもってくれて、一瞬だけふわっと盛り上がったりします。
(大概、持ってる人はほとんどいないんですけどね。)
アイテムは準備すればするほど、いざ沈黙が起こった際に必ず役に立ちます。
また他には、
「はじめから、沈黙が起こっても気にならない場所に行く」というのも1つの手です。
沈黙が一番気になるのはやはり、相手と二人きりの場面だと思うのですが、
例えばデートや、友達とご飯に行く時なんかは、
テレビつきの居酒屋に行くと沈黙の気まずさをテレビが紛らわしてくれるし、
テレビの内容をキッカケに話題を生む事ができます。
車の中でもテレビがあるのとないのでは、
沈黙が起こったときの気まずさというのは全然違ってきますよ。
最近のテレビはつまらないなどと言われていますが、
こういった場面でテレビは本当に助けてくれます。
こういったアイテムや場所というのは、他にもまだまだあると思うので、
自分のオリジナルを準備してみてください。
もっと色々な例を紹介したかったのですが、
少し長くなりすぎてしまったため、ここで終わりたいと思います。
沈黙が起こった時は、もちろん会話で切り抜けていくのがベストかとは思いますが、
今日ご紹介したようなものもどんどん使っていって、
沈黙に対する苦手意識を、少しずつ克服していってもらえればと思います。
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