「本当の強さとは、自分自身の弱い部分に目を向けられる事」
喧嘩や暴力、武力など、
これらは強さの一種ですが、全てに共通しているのは「弱さの裏返し」であるという事です。
暴力、武力は自分自身の弱さへの対応策としての武器であり、
決して強さの本質ではありません。
本質は揺るがないものです。
揺るがない強さこそが、本物の強さです。
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人間が一番目を向けたくないもの。
それは、自分自身の弱さ。
自分自身の強さをひけらかす人間はいても、
自分自身の弱さをひけらかす人は、普通いません。
自分自身の奥底に隠している弱さに目を向けられる人は本当に強いです。
なぜなら、その弱さに対して対策が打てるからです。
暴力や武力で自分の弱さを隠そうとすると、
自分自身の弱い心の部分に目を向けられなくなります。
強さを売りにしている人間が、「自分は弱い」と認める事は難しいからです。
自分の本当に弱い部分を知らずに、
その弱さに対する補強策が打てるはずがありません。
自分の弱さに目を向ければ、良い補強策を打つ事ができます。
「真の弱さ」に対する補強策があれば、その人は強い。
そして、自分自身の弱さに目を向けられる人は、
「他人の中の弱さの存在」をも認める事ができます。
本物の強さを持った人は、
その「他人の弱さ」に対して、本物の優しさを見せる事ができます。
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